メンズ脱毛に大切な毛周期を知ろう

前回「メンズ脱毛の仕組み」でも少しふれた「毛周期」ですが、今回は例え話もふまえてご説明していきますね！青林さん、準備はいいですね？

青林「はい！店長」

はい！少しおさらいになりますが、毛周期は3つの時期に分けることができます。１つ目は「成長期」２つ目は「退行期」そして３つ目が「休止期」になります。

ここから少し話が難しくなるので、イメージして頂きやすいのが、お花をイメージして頂けるとわかりやすいかなと思います。

青林「なんのお花でもいいですか？」

どのお花でも結構です。１つ目の「成長期」をさらに分けると「成長初期」と「成長中期」「成長後期」に分けることができます。

ステップ1　成長期

「成長初期」では、皮下にある毛乳頭で毛母細胞が分裂を繰り返しおこない、新しく生えてくる毛の細胞やメラニン色素をつくりだしている時期で、毛は伸びる準備をしている時期になります。この時点では毛は皮膚表面にはほとんど出てきません。

青林「・・・」

お花で例えると、土の中で種が発芽して土の中から芽が出るかでないかの時期にあたります。

青林「おっ！なるほど！」

「成長中期」では皮下にある毛乳頭で毛母細胞がさらに活発に細胞分裂がおこなわれ、栄養を吸い上げどんどん毛が伸び皮膚表面にでてくる時期になります！

お花で例えると、土から芽を出した葉や茎が水と栄養を吸い上げどんどん伸びて太く成長している時期になります。

青林「ほほー。」

「成長後期」になると毛母細胞での細胞分裂がピークを迎え、成長期の中でも一番毛が太くしっかり生えている時期になります。

お花で例えると、ちょうど成長がピークを迎え、お花が咲く時期になり後は枯れるのを待つだけになります。

青林「ふむふむ。」

青林さん。ここまでは大丈夫ですか？

青林「はっはい。」

ステップ2　退行期

次は「退行期」についてです。

成長後期に細胞分裂のピークを迎えた毛は、やがて細胞分裂が弱まり停止していきます。停止した毛は毛乳頭が毛球から離れていき毛根が上に押し上げられ、徐々に皮膚表面に出てきます。

そして最終的にスルッと毛は抜け落ちていきます。

お花で例えると、花が枯れ種を落とし、葉や茎も枯れる時期になります。

青林「難しいことはわからないですが、自然に毛が抜ける時期って事ですね！？」

はい！その通りです！

ステップ3　休止期

最後に「退行期」についてです。

毛が抜け落ちた後、毛乳頭は活動休止の期間に入り、次の毛が生成できるように準備もしている時期になりますが、メラニン色素はない状態になります。

お花で例えると、種の時期で発芽までの準備期間になります。

青林「休んでいるけど、準備をしているとは抜け目のないヤツですね。」

青林さんと一緒ですね。

青林「そんなことないですぅ♪」

では毛周期のサイクルが分かったところで、その毛周期がメンズ脱毛にどう影響しているかをご説明していきます。

青林「。。。」

 

毛周期の中でメンズ脱毛に効果のある時期

こちらも前回「メンズ脱毛の仕組み」でもふれた内容ですが、詳しくご説明していきますね。

青林「はぁい。」

青林さん！脱毛の光は何に反応するんでしたっけ？

青林「黒色のメラニン色素ですよね？」

その通りなんですが、光を毛に反応させての続きをお願いします。

青林「毛根周辺にダメージをあたえていく。」

前回の内容ばっちりですね！その毛根周辺にダメージをあたえていく過程のなかで、重要なのが今回のお題でとり上げている「毛周期」になります！

青林さんは少し聞いていて下さいね。脱毛の光をあてる際に毛周期の中でも、脱毛効果がある時期と効きにくい時期と全然効かない時期があります。

毛周期の中で脱毛効果がある時期は、

青林「成長期ー！」

そうです。成長期になります。なぜ成長期に効くのかといいますと、光は黒色の毛に反応しますよね？そして毛に反応させた後、毛乳頭のある毛穴の底に光があたる事によってはじめて脱毛効果が得られるからなんです。

例えば「退行期」の抜け落ちるい寸前の毛に光をあてると毛にはメラニン色素があるため毛には反応しますが、毛穴底にある毛乳頭から毛根は離れてしまっているため、反応しないんです。

「休止期」に光をあてても毛乳頭から毛根は離れていませんが、そもそもメラニン色素が生成されていないため、反応しないという事になります。

青林「もう少し分かりやすく説明して下さい。」

かしこまりました。イラストで解説していきますね！

水色①が脱毛の光をあてないといけない範囲(皮膚表面から毛乳頭まで)

オレンジ②が時期によって脱毛の光があたる範囲

イラスト左端の「成長期」を見てみましょう、成長期は水色①の脱毛の光をあてないといけない範囲に、オレンジ②の時期によって脱毛の光があたる範囲の光がきちっとあたっているのがお分かりいただけるかと思います。ですので脱毛効果はあります！

イラスト中央も「退行期」を見てみましょう、成長期は水色①の脱毛の光をあてないといけない範囲に、オレンジ②の時期によって脱毛の光があたる範囲の光がきちっとあたっていないのがお分かりいただけるかと思います。ですので脱毛効果はありません。

イラスト右端の「休止期」を見てみましょう、成長期は水色①の脱毛の光をあてないといけない範囲に、毛にメラニン色素がないため、オレンジ②の時期によって脱毛の光があたる範囲の光が全然あたっていないのがお分かりいただけるかと思います。ですので脱毛効果はありません。

どうです青林さん？これでお分かり頂けましたでしょうか！？

青林「非常にわかりやすいですね！はじめからそうしてくれたら良かったじゃないですか。」

失礼いたしました。

 

メンズ脱毛に効く成長期の割合

「成長期」にしか脱毛の光をあてても意味がないという事が分かったところで、その成長期の生えている割合についてご説明していきます。

青林「成長期の割合ね。」

ちなみに青林さん、「うで」に生えている毛の成長期の割合ってどれくらいだと思いますか？

青林「んー。半分の5割ぐらいですか？」

全然違います。下の図をご覧ください！

正解は、約20％になります！

青林「少ないですねー。そんだ毛しか効かないんですね！照」

上の図を見て頂いての通り、身体の部位によって成長期の割合は変わってきます。身体の毛であれば全体の約20～30％になり、顔やひげになると約50～70％が成長期になります。

青林「身体の毛に比べ顔や髭はかなり成長期の割合が多いですね！」

そうですね。顔やひげは身体の毛の割合と比べると倍以上成長期の毛であることがおわかり頂けるかと思います。

青林「ってことは、ひげや顔の方がたくさん成長期に光があたるから減りやすいってことですか？」

はい！と言いたいところですが、そんなこともありません。これには生えている部位によって毛の太さや濃さが違うという事が関係しています。

青林「やっぱり難しいですね。」

少しややこしいですかね。では毛の太さや濃さは「木」に例えると、毛が太い=木が太い　毛が細い=木が細いとイメージして頂いて斧をもってどっちがきりやすいか、切り倒すまでの斧を降る回数、切り倒すまでの時間を考えた時に、どっちが早そうですか？

青林「細い方！」

当然そうですよね！とこういった感じです。

青林「なるほど。光はあたりやすいけど、毛が太いから光が効きにくい。ということですね！」

はい！そうです！こちらは「メンズ脱毛の効果」で詳しくご説明していきますね。

では次行きます。

 

毛周期を考慮したメンズ脱毛の期間

生えている毛の成長期の割合がわかったところで、実際にどのくらいの間隔や期間で脱毛していくかについてご説明していきます！下記の図をご覧ください。

青林「部位によって各割合が多少違いますね！」

そうですね！目立って違うところでいえば、顔ひげとボディそして陰部（VIO）が違います。その違いによって脱毛する間隔や期間がかわってきます！

青林「なるほどそういう事ですね！」

それとその前に、毛の太さも関係ありますとご説明させて頂きましたが、ここでもわかりやすくお伝えするために少し頭に入れておいて下さい！

男性部位別からみる毛の強さ

星が多ければ多いほど毛が強くなり、少なければ弱いという事になります。１番強いのが「顔/ひげ」２番目が「陰部（VIO）」３番目が「足」４番目が「胸/お腹」「うで」の順番になります！

青林「毛の強さも部位によってかなり違うんですね！」

そうですね！では本題にもどります。

顔/ひげのメンズ脱毛に適した間隔

顔/ひげの生えている毛は約50～70％が成長期になり、休止期退行期の期間も２～３ヶ月と短め。脱毛の光をあてて効果がでるまで約１週間～約10日前後、毛の強さはMAXになるため、最低１ヵ月に１回は脱毛しないと効果がわかりにくい。とにかく早く減らしたい方は最短10日で月３回がベストな回数になります！ただし、ムダ毛が減るにつれて期間を延ばすことをおすすめします。

うで・胸/お腹のメンズ脱毛に適した間隔

うでや胸/お腹の生えている毛は約20％が成長期になり、休止期退行期の期間も３～4ヶ月。脱毛の光をあてて効果がでるまで約2週間前後、毛の強さは弱い方になるため、２ヵ月に１回脱毛すると効果が少しわかるくらい。毛量の多い方や濃い方、少しでも早く減らしたい方は最短１ヵ月1回がベストな回数になります！ただし、ムダ毛が減るにつれて期間を延ばすことをおすすめします。

足のメンズ脱毛に適した間隔

足の生えている毛は約20％が成長期になり、休止期退行期の期間も３～5ヶ月。脱毛の光をあてて効果がでるまで約2週間前後、毛の強さはボディの中では強い方になるため、２ヵ月に１回脱毛すると効果が少しわかるくらい。毛量の多い方や濃い方、少しでも早く減らしたい方は最短１ヵ月1回がベストな回数になります！ただし、ムダ毛が減るにつれて期間を延ばすことをおすすめします。

陰部(VIO)のメンズ脱毛に適した間隔

陰部(VIO)の生えている毛は約30％が成長期になり、休止期退行期の期間も約１年～１年半と長く。脱毛の光をあてて効果がでるまで約2週間前後、毛の強さは顔やひげの次に強く、１ヵ月半に１回脱毛すると効果が少しわかるくらい。毛量の多い方や濃い方、少しでも早く減らしたい方は最短１ヵ月1回がベストな回数になります！ ただし、ムダ毛が減るにつれて期間を延ばすことをおすすめします。

青林「毛周期と毛の強さと早く減らしたいのかによってかなり脱毛する間隔がかわってくるんですね！」

そうですね！正直脱毛する部位によって毛周期があるように間隔はだいたい決まっているのですが、後はお客様次第という事もありますね！

今回具体的な数字をあげてご説明しましたが、あくまでも一般論にしかすぎませんし皆さんが全く同じという事もありません。難しくなるので今回は控えましたが脱毛するパワーによっても毛の減り方や間隔は変わりますので、参考程度にして頂ければと思います。あと、補足ですが、女性の脱毛と男性の脱毛を同じように思っている方もたまにいらっしゃいますが全然違いますからね！

青林｢脱毛って色々と難しんですね。｣

だからこそ丁寧に教えてくれるプロが必要なんじゃないかって思いますね。

青林｢確かにそうですね！｣

では、青林さんまとめの方をよろしくお願い致します。

青林｢ラジャー｣

 

メンズ脱毛と毛周期のまとめ by青林

　毛周期は「成長期」「退行期」「休止期」に分けることができる。

　さらに成長期は「成長初期」「成長中期」「成長後期」に分けることができ「成長初期」は毛は伸びる準備をしている時期。「成長中期」は皮膚表面にでてくる時期。「成長後期」は成長期の中でも一番毛が太くしっかり生えている時期。である。

　「退行期」は自然に毛が抜け落ちる時期。

　「休止期」はお休みの期間でありながら、毛の生成を準備している時期でもある。

　毛周期の中で脱毛効果があるのは「成長期」だけ。

　成長期の割合は身体の毛であれば全体の約20～30％で顔やひげになると約50～70％が成長期。

　成長期の毛が多いからと言って一概に効果の出やすい部位というわけではない。

　毛の強さは、１番強いのが「顔/ひげ」２番目が「陰部（VIO）」３番目が「足」４番目が「胸/お腹」「うで」の順番。

　顔/ひげのメンズ脱毛に適した間隔は最短約10日前後で最低でも約１ヵ月に１回は脱毛しないと効果はかなりかわりづらい。毛が減るにつれて期間を延ばす。

　うで・胸/お腹・足のメンズ脱毛に適した間隔は最短約１ヵ月前後で最低でも約２ヵ月に１回は脱毛しないと効果はかなりかわりづらい。毛が減るにつれて期間を延ばす。

　陰部(VIO)のメンズ脱毛に適した間隔は最短約１ヵ月前後で最低でも約１ヵ月半に１回は脱毛しないと効果はかなりかわりづらい。毛が減るにつれて期間を延ばす。

　脱毛する部位によって毛周期があるように間隔はだいたい決まっているが、脱毛するパワーによっても脱毛する間隔や毛の減り方やかわる。

青林「店長！まとめはこんなところでよろしいでしょうか？」

青林さん。お見事です！ZERO心斎橋店の店長です！

今回も長々となりましたが、最後までお読み頂きありがとうございます！メンズ脱毛についてご質問や疑問点などございましたら、無料カウンセリング・無料脱毛パッチテストもおこなっておりますので、お気軽にお電話・LINEでご連絡下さい！皆様のご来店心よりお待ち致しております。

 

『 メンズ脱毛で人生かわる 』 by ZERO